5 月 14 2008
仮想水(ヴァーチャルウォーター)
ここ数年で「仮想水」という考え方が浸透してきました。
仮想水(ヴァーチャルウォーター)とは海外から輸入した農作物や工業製品をもし国内だけで生産したと仮定した時に必要になる水の総量を指します。1990年代にロンドン大学のアンソニー・アラン教授が提唱しました。
- 〔日本の食料1kgを作るのに必要な水の量〕
牛肉 20600ℓ
豚肉 5900ℓ
鶏肉 4500ℓ
米 3600ℓ
卵 3200ℓ
大麦 2600ℓ
大豆 2500ℓ
小麦 2000ℓ
トウモロコシ 1900ℓ
パイナップル 396ℓ
牛肉1kgで20.6トンもの水が使われています。
日本は有限資源の水の消費大国でもあるのです。
これからは仮想水(ヴァーチャルウォーター)という考え方を使って、世界の水をどうやって節約するのかという考え方を広げる必要がありますし、限られた水の有効利用に知恵を絞ることが大切です。
毎日の食卓に上る料理の数々も、仮想水(ヴァーチャルウォーター)という考えを使うと莫大な水が消費されている事が分かります。
農作物や工業製品をつくるのに水の効率利用は欠かせません。
仮想水(ヴァーチャルウォーター)という考え方が浸透することで私たちひとりひとりが水の有効利用を考える契機になればと思います。